設計部の行安です。
小上がりのご要望が多々ありますので、少しお書きしますね!
●メリット
・下部収納が増やせる(高さ条件があります)
・座れて、ソファ代わりになる(リビング近く検討)
・空間のメリハリが出て、広く見える
・寝ころんだ時にリビング側等のゴミが入りづらい
・布団を敷けばベッドのように使える
●デメリット
・バリアフリーには向かない
・幼児の転落の危険性/出角に強打の危険性
が挙げられます。
小上がりの仕様について考えていきましょう。
□広さ
弊社の標準に多い仕様は3~4.5帖の大きさです。
大人2名で寝るスペースとしては4.5帖推奨します。
ヌックとして使用する場合は1~2帖でも適していると思います。
□段差
・5~10㎝程度はつまずきやすい高さのため、おすすめできません。
ちなみに下部収納は作れません。
・15~20㎝程度は階段1段分と同等の高さのため、昇降しやすい高さです。
ただし、こちらも下部収納は作れません。
・30~40cm程度は一般的な椅子の座面高さ(H=40cm)と同等とため、
立座りはしやすいです。ただし、昇降はしづらくなるため、
ステップ(踏台)等を併用すると良いと思います。下部収納が作れます!
□仕上材
・フローリング…ライフスタイルに応じて、
そのまま/置き畳/フロアマット/カーペット等敷くことが出来ます。
・畳…お昼寝スペースやお子様の遊び場に最適なスペースです。
□間仕切りの有無
・間仕切り無
・扉(引戸)施工…客間として使用頻度が高い方におすすめです。
・ロールスクリーン施工…コストを抑えて間仕切りたい方におすすめです。
□番外編
・カウンターを設けてPC、スタディ、家事スペースと併用も可能です。
・室内物干しスペースとして併用も可能です。
・客間として使用する場合は収納(お布団等)があると便利です。
・和室として使用する場合は仏間/板間(季節ものを飾るスペース)があると良いと思います。
これは読んでご自身は小上がりでどのように過ごしたいか。考えるきっかけになれば幸いです。
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