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先人の知恵に現代科学の融合2023年3月2日

こんにちは。
工務の荒木です。

朝晩の寒暖差がある季節になっていますが、お体の方お変わりありませんでしょうか? 
今回は建築中のお家のお話をさせていただきます。

築25年のお家を外観と内装を一新する。
そのような工事をさせていただいています。
解体を進めていると「土壁」が出てきました。
「土壁」とは土に藁や砂を混ぜて水で練ったものを塗り固めた壁のことです。
耐火性に優れ、断熱効果も高く室内の湿度が上がれば水分を吸収して窓の結露を防ぎ、乾燥すれば溜め込んだ水分を放出するという調湿効果によってカビやダニの発生を抑え、室内を快適に保つことができます。

このような特徴があるため日本では昔から親しまれてきた断熱材です。
しかしながら施工時間が掛かり工費もかさむことや、土なので経年で割れが生じて隙間ができるなどのデメリットがあるため現在の住宅の断熱材には殆ど使われていません。

ひのき住宅では外部に関しては耐火性・調湿性に優れた、
耐力面材 タイガーEXハイパー(吉野石膏)
内部に関しては耐火性・調湿性に優れた、
タイガーハイクリーンボード(吉野石膏)

を標準採用し、耐震・断熱・気密・調湿・耐火に優れた家作りを行っております。
今後ともよろしくお願いいたします。

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