こんにちは、小山です。
先日、弊社木材の仕入れ先である「院庄(いんのしょう)林業」さんの研修に参加してまいりましたので少しだけご紹介します。
院庄林業さんについてですが、弊社ひのき材を仕入れさせてもらっている津山の会社です。
ひのきを使った県産材のブランド商品「乾太郎(かんたろう)」をひのき住宅で使わせてもらっています。
そして、今回ご厚意で会社の様子を見学しに行かせてもらえました。
まず向かったのは、ひのきの山です。
ひのきの木が所狭しと並んでいる山で伐採作業を見学。
木を切り倒し、ゆっくり地面へ倒れる瞬間に思わず「おー」と拍手していました。
ちなみに切っている木は大体樹齢50年ほど。(物により多少前後はします)
50年もの時間掛けて育った木を使ってるのかと思うとありがたみが増します。
伐採した後は、植樹体験。
50年の歴史を噛みしめ切り倒した後は、次の50年へのバトンを繋ぐんだと言わんばかりに丹精込めて木の苗を植えていきます。
オレンジの器具は、植える穴を掘るための穴掘り道具です。
みなさん苗たちに丹精込めて丁寧に植えていきます。
植えたばかりの木は小さく目立たない為、気が付かず何度か踏んでしまっていたのはここだけの話…
最後はみんなで記念写真。
今は土だけの、この光景も数十年後にはひのきの山になっているのかと思うと感慨深いものがあります。
ここで一旦ランチタイム(津山B級グルメ ホルモンうどん)を挟んで、午後から工場の出荷工程を見学。
工場では伐採から選別、カット、乾燥、出荷までを一つの工場で行われます。
工程としては、伐採しカットなどに1週間、100度の乾燥室で乾燥すること1週間、空気にさらし乾燥の平準化に2週間。
切ってから出荷まで全ての工程に計約1ヶ月を要します。
ひのきの商品である「乾太郎」は伐採した木のうち高品質のものをさらに選りすぐったものを使っています。
そんな「乾太郎」ですが、山から伐採された木から取れるのはたったの3%!
「乾太郎」は3%の狭き門を合格し、選び抜かれた精鋭木材たちなのです!
…改めて、エリート木材である「乾太郎」をご覧ください。
凄味が増して見えませんか(笑)
最後にビニールハウスで苗になる前の、ひのきの種を埋めています。
ひのき材で作ったサウナ部屋も見学。
一日通してとても良い経験ができました、院庄林業さんありがとうございました。
以上です。
へえ~面白いと、ひのき材や「乾太郎」について興味を持って貰えたら幸いです。
また、ひのき材について気になる点があればいつでもご連絡ください。
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